記事

申請取次行政書士の研修会に参加しました

 8月19日、名古屋市中区錦にある名古屋サンスカイルームにて申請取次行政書士の研修会が開催され、当事務所代表の山田が参加しました。
 行政書士は、さまざまな官公庁の書類の作成する仕事ですが、その中の一つに、外国人に対して入国許可や在留許可を行っている機関、出入国在留管理庁(通称「入管」)があります。申請取次行政書士とは、このための特別の資格で、通常なら本人の出頭が必要になる在留資格等の申請を、依頼者本人に代わって提出できるというものです。

 研修の会場は、大きな会場を満杯にするほどの参加者(約150人)で行われ、申請上の注意点、実務の流れと必要書類&注意事項といった内容について、詳細なレクチャーが行われました。また、実際の懲戒事例や、不正な目的を持って行政書士に働きかけてきた団体の例なども紹介されました。

 入管手続きをはじめとした外国人関係の業務を、行政書士の世界では「国際業務」と呼びます。これまであまり関係ないと思っていたのですが、縁あって今年から帰化許可申請の業務に取り組んでおり、これを機会に国際業務にも対応しようと、研修受講を決めました。
 今回の研修を終え、これで晴れて申請取次行政書士――かというと実はそうではなくて、これとは別に全国組織が主催する研修会にも参加、その上で認定試験に合格しなくてはいけません。日程的に参加できそうなのが年度末になってしまうのですが、がんばって取り組み、国際業務も対応できる行政書士を目指したいと思います。

研修会場の案内板