こうしたセミナーというのは士業の基本的営業スタイルなのですが、それと同時に社会的責務でもあります。相続というテーマ、保険・銀行・証券にコンサルとおびただしい数の業者さんが群がる領域で、どこも基本的に「自社に呼び込む」狙いでやってますから、情報が偏りがち。どんな話をされても、参加者としては今一つ信じきれないところがあるのではないでしょうか。
ここに士業の持つ「公共性」の活かしどころがあります。もちろん士業の活動にも営業的目的は入りますが、その度合は概して低いもの。特に私のような一人親方の行政書士の場合、相続の全業務を単独で完結させることはできませんから、協業が前提。内容も客観的になるのです。
さて、セミナーとくればスライド。レクチャーに使ったスライドをプリント、お持ち帰り用資料として配布するのが通例です。ただ、私の作るスライドはライブでの使い勝手を優先しているため、印刷&配布には今ひとつ向きません。そこで、おさらいになるようなコンテンツを、新たにこのサイトに載せてみることにしました。
「話したことをそのまま書くと、なんだか間抜けっぽいなー」…なんて思って、読み物としての形でまとめてみたのですが、その結果かなり長くなってしまいました。3回に分けて、新コンテンツとして公開していきます。
なお、セミナーの内容がスタート地点にはありますが、参加していない人が読んでも大丈夫な作りになっています。Spetial Issueの方にまとめていきますので、ぜひとも御覧ください。