10月3日、愛知県蒲郡市にある愛知工科大学で、工学部情報メディア学科の学生さん約80名を相手に、授業をしてきました。
同大での授業は、前期に続いて2回目となります。今回の題材は契約法。正直、法学生にとっても手強いテーマですが、基本的考えや注目点などを中心に、90分の講義でまとめました。
成人年齢が18歳に引き下げられた今、大学生は全員、行為能力者=単独での完全な法律行為を行える者として扱われます。とはいえ、受験科目ならともかく、民法の知識というのは現実には期待できないでしょう。一方、リターンはリスクの先にあるもので、怖いからといって避けていたのでは、せっかくのチャンスも不意にしてしまいます。コンテストの応募規定やフリーランスの委託契約など身近な問題を元に、話させていただきました。
山田にとって、講師業は士業と並ぶもう一つの“本職”で、専門学校での通年授業も多数担当しています。今回のようなワンテーマでの単体の授業は、講じる側としても新鮮でした。今後も機会があれば、どんどん引き受けていきたいと思います。 ※写真は同大学HPからの引用です