7月5日、コスモス成年後見サポートセンター愛知支部の有志による民法勉強会が、名古屋市東区の東生涯学習センターで開催され、当事務所代表の山田が(まだ入会前にも関わらず)参加してきました。
成年後見を扱うコスモスの活動は、民法との関わりがとりわけ深い領域なので、メンバーたるもの正確かつ実践的な法知識を身につけていなければなりません。この勉強会は、そんな目的意識から始まったとのことです。といっても教科書ベースで民法を学ぶというものではなく、実務での事例報告を元に様々な意見が交換される、たいへん実践的なものでした。
また、墓地と埋葬を中心とした法律実務のテキストの輪読も行われました。近年、散骨や樹木葬など、様々な形での選択肢が、特に意識の高い人達に注目されています。とはいえ、その扱いは墓埋法という法律で規定されており、希望したことが必ずしも実現できるわけではありません。相談されたときに正確に回答できることは、遺言作成の業務にあたる者として必須と言えるでしょう。
実務豊富な諸先輩方のお話を聞けることは、何よりの喜びです。精度の高いサービスを提供するため、今後も研鑽に努めていきたいと思います。
写真は会場近くの大聖堂(カトリック布池教会)。ここで開催されたわけじゃないです!