2月20日、滋慶学園グループ様の講師研修会がありました。
滋慶学園は、全国に数十の学校を擁する、日本有数の学校法人。当事務所代表の山田は、名古屋における拠点校の一つである名古屋デザイン&テクノロジー専門学校で2023年度から授業を担当しており、新年度を迎えるに先だって招集を受けたわけです。
約2時間の研修は、とても密度の高いものでした。グループの構成や目標・ミッションなどの説明に続き、名古屋にある6校が紹介され、さらに産学連携教育に関する各校学生諸君のプレゼンテーションも行われました。
そしてメインとなるのが、滋慶学園グループ総長の浮舟邦彦先生によるビデオ講義。冒頭で紹介された全体像の詳細な説明と、ミッションの実現のために導入してきた取組みなどが、より立体的に説明されました。
会を通じて感じたのは、講師の「重さ」です。運営サイドからはしばしば「授業担当の穴を埋める」存在として捉えられがちな立場ですが、滋慶学園様のコンセプトでは決してそうではありません。教育サービスの提供者であり、学生に対して(さらには社会に対しても)果たすべき役割と責任がある……ということを、強く感じました。
また、総長先生のお話は、内容もさることながら、御年83歳にして長時間のレクチャーを堂々とこなすお姿に、感銘を受けました。同級生が定年で職を離れていくような年代になると、つい自分の“残り年数”を考えてしまいがちですが、この視点から言えば、まだまだ20年以上は現役でいられるわけですね。これは見習わないと。
写真は、併せて受け取った委嘱状です。勤め人の頃は何度か辞令を受け取りましたが、こういうものがあると、やはり身が引き締まる思いがしますね。