セカンド開業にあわせてサイトも一新しています。今回、ブログもゼロベースで書き始めることにしました。
仕切り直しにあたって特に考えたのが「読者は誰か」ということです。
事業用に作る以上、顧客―それも、将来の顧客を中心に据えるのが当然でしょう。Web本体の方はまさにそこを捉えたものでした。「私はこんな仕事をします」を中心に、その前提となる行政書士のあれこれや法制度、そして自分の仕事に関する具体的な応用例などを、体系的にまとめたのです。これは、長期間書き換える必要がない、いわゆるストック情報です。となると、それを補うフロー情報を載せる場も必要になりますね。それでブログも作りました。
ところが回数を重ねるごとに、何を書いたらいいのか曖昧になってきてしまいました。私自身が経験してきたこと、そして、知り、感じ、考えてきたことというのは、顧客にとっては、まあどうでもいい話でしょう。ただ、他ならぬ自分にしか出せないものというのはまさにこういうところにあるわけです。結局、だんだん続けづらくなっていってしまったのです。
そこで今回、顧客以外に二種類の読者を意識することにしました。ひとつが「講師として教える学生」、そしてもうひとつが「未来の同業者」です。
旧ブログの記事も、いずれ復活させるつもりです。ただ、Wordpressのファイルが消えてしまったので、アップロード前のテキストファイルから再現する感じになってしまいますが。かなり手間がかかりそうですが、「あ、オレって結構いいこと書いてたんだ!」みたいな発見もあって、なかなか面白い仕事でもあるのです。
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