個人的な話ですが、この3月末をもって、専門学校教員を辞めました。
正規教員としての在職は十年ほど。ただ講師としては2000年から教壇に立っているため、21年間も給料を受け取っていたことになります。大学を出てから35年ですから、実に社会人生活の半分以上をこの学校で過ごしていたのです。こうなると、してない自分というのが考えにくくなってくるものですね。行政書士登録したのは2019年ですが、このときも学校の勤務はずっと続けるつもりでいました。
とはいえ、正職員としてのフルタイム勤務との兼業では、行政書士という仕事は難しかったというのが実感です。顧客のために費やすべき時間を、自分自身の“本業”のために使わなければならないのですから、当然ですね。翌年1月1日付けで開業届を出したものの、仕事も研修も満足にできないという状態が続いてしまいました。「名刺の飾りが欲しかったわけじゃないよな……」そう考え、開業2周年となった昨夏にようやく決断したのです。
これからは、行政書士専業で!…かというと、実は講師として引き続き授業を担当していくことになっていまして、ティーチャー業そのものは当分引きずっていきます。ただ、メインはこちら。そして持ち歩く名刺も、行政書士としてのものだけです。何かと不安も多いのですが、この不安というやつ、見方を変えれば「ワクワク感」でもありますね。
がんばって進めてきますので、よろしくお願いします。
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